2024/03/19
防災・危機管理ニュース
【ソウル時事】朝鮮中央通信は19日、北朝鮮軍が18日に行った短距離弾道ミサイル発射について、口径600ミリの「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を一斉発射する訓練だったと伝えた。超大型放射砲は、北朝鮮が韓国への戦術核攻撃の手段だと主張している兵器。
金正恩朝鮮労働党総書記が現地視察し、「常に敵の首都(ソウル)と軍事力を崩壊に追いやれる態勢を完全に整えるべきだ」と指示した。同通信は、ミサイルが同時に6発発射される写真も配信した。
訓練では、重要火力打撃任務を担う砲兵部隊が、一斉にミサイルを発射する訓練や、目標高度で空中爆発させる実験を行ったという。正恩氏は「戦争準備の完成」を強調し、超大型放射砲を配備する部隊数を増やしていく方針を示した。
〔写真説明〕18日、北朝鮮軍の砲兵部隊が行った「超大型放射砲」の一斉射撃訓練(朝鮮通信・時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方