2024/03/19
防災・危機管理ニュース
【イスタンブール時事】イスラエル軍は18日、イスラム組織ハマスの司令部が地下にあるとして昨年11月に突入作戦を実施したパレスチナ自治区ガザ最大規模のシファ病院を再び急襲した。軍報道官によると銃撃戦の末、ハマスの重要幹部を含む戦闘員40人以上を病院内やその周辺で殺害し、200人超を拘束。「テロ活動用の資金や武器」も押収した。イスラエル兵1人が死亡した。
一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、シファ病院敷地内で取材活動をしていた同局の記者が殴打された上に一時拘束され、報道用車両や機材も破壊されたと伝えた。国際NPO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」は声明で、18日の急襲では他にもパレスチナ人記者数人が拘束されたとした上で、「イスラエル軍はこの戦争を取材するメディア関係者を守る措置を講じるべきだ」と訴えた。
〔写真説明〕18日、パレスチナ自治区ガザ最大規模のシファ病院がある地区を逃れ、中部ヌセイラトの難民キャンプに到着したパレスチナ市民(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方