【シリコンバレー時事】米半導体大手エヌビディアの時価総額が23日、一時2兆ドル(約300兆円)に達した。米企業ではアップルとマイクロソフトに次ぐ3社目となる。生成AI(人工知能)ブームを背景に、今後も成長を続けるとの期待から、23日の株式市場で株価が5%近く上昇する場面もあった。
 エヌビディアの画像処理半導体(GPU)は、膨大なデータの処理にたけている。生成AIの基盤モデルの学習や推論に有効で、AI向け半導体で8割のシェアを握る。時価総額は昨年5月の1兆ドル到達から9カ月弱で2兆ドルの大台に乗せた。 

(ニュース提供元:時事通信社)