2024/01/21
防災・危機管理ニュース
ロシア北西部レニングラード州ウスチルガにある同国天然ガス大手ノバテクの施設で21日未明、火災が発生した。ドロズデンコ知事によると、従業員は避難し、負傷者はいない。ノバテクは「外的要因」で炎上したとし、複数の現地メディアはドローン攻撃の結果だという見方を伝えた。
ウスチルガはドイツに至る海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の拠点。ウクライナの首都キーウ(キエフ)から1000キロ以上も離れている。
ただ、ロシア国防省は18日にレニングラード州にドローンが飛来したと発表。ウクライナ国防省情報総局が攻撃を実行したと自国メディアに認めた経緯がある。21日の火災に関しても、ウクライナが関与を唱える可能性がある。
〔写真説明〕21日、ロシア北西部レニングラード州ウスチルガで、炎上する天然ガス施設=ドロズデンコ知事の通信アプリ「テレグラム」より(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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