2024/01/16
防災・危機管理ニュース
【ロンドン時事】世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が15日、スイス東部ダボスで開幕した。米国のブリンケン国務長官やウクライナのゼレンスキー大統領ら政財界のリーダーが出席。ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の悪化など地政学的な緊張が高まる中、地域紛争が主要議題の一つとなる見通し。
今会合のテーマは「信頼の再構築」。大国間の対立が激化し、武力紛争で世界の秩序がさらに不安定化する恐れがある中で、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国の役割が注目される。気候変動対策や食料危機なども話し合われる見込みで、連携に向けた信頼構築が喫緊の課題だ。
〔写真説明〕スイス大統領との会談後、記者会見に臨むウクライナのゼレンスキー大統領=15日、スイス・ベルン近郊(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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