2024/01/12
防災・危機管理ニュース
【エルサレム時事】イスラエル軍は12日も、パレスチナ自治区ガザの中部や南部を中心にイスラム組織ハマスへの軍事作戦を継続した。ガザ保健当局は12日、過去24時間の犠牲者が150人を超え、昨年10月の交戦開始以降のガザの累計死者数が2万3700人超に達したと明らかにした。
パレスチナ赤新月社は12日、中部デイルバラで民家がイスラエルの空爆を受け9人が死亡したと発表した。ハマスと連携するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの戦闘も継続。AFP通信によれば、レバノン南部で11日、医療従事者2人が死亡した。
ブリンケン米国務長官は11日、訪問先のエジプトでシシ大統領と会談後、記者団に「(ガザの)紛争がエスカレートしているとは思わない」と述べた。だが、ガザでは連日、多数の市民が犠牲になり、国際社会の批判も高まっている。
〔写真説明〕11日、イスラエル軍の攻撃を避け、対エジプト境界に近いパレスチナ自治区ガザ南部ラファに逃れた避難民(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/01/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/01/05
-
-
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方