2023/09/04
ニュープロダクツ

ハートビーツは、「ファイルを渡す・受け取る」に特化し、PPAP(パスワード付きZIPファイル)の課題を解決するブラウザベースのビジネス向けファイル転送サービス「Kozutumi(こづつみ)」を提供する。個人情報保護法に準拠し、「ISMS認証」および「ISMSクラウドセキュリティ認証」を取得している。
同サービスでは、全ての送信ファイルをウイルススキャンした上で、相手のメールアドレス宛に送信する。ウイルススキャンできないパスワード付ZIPは送信不可。送信可能なファイルサイズは2ギガバイトまで。
送信されたファイルは、FIPS140-2準拠の暗号化ストレージへ保存され、ダウンロードされるまで最大30日、ダウンロード後は24時間で消去される。送信者は相手がダウンロードしたかを把握できる。また、送信の宛先を間違えても、相手が受信する直前まで送信中止できる。受信側は、アカウント未登録でもゲストダウンロード可能。
同サービスは、特定のメールサーバやオンラインストレージに依存しない設計のため、 すぐ導入が可能。直感的なインターフェースを備え、作業ミスが発生しにくい設計となっている。
そのほか、「組織」で使える機能として、Google/microsoftアカウントでのSSO(シングルサインオン)や、タイムスタンプによる10年間の内容証明、サイバーリスク保険の自動付帯(「スタータープラン」以上)、グループ送受信、管理者による全送受信の監査が可能。
利用料金プランは、「無料プラン」「パーソナルプラン」「スタータープラン」「スタンダードプラン」「エンタープライズプラン」の5つ。「無料プラン」は、利用人数が5名、月間ファイル送信量上限が100メガバイト、送受信履歴表示期間とログ保管期間がともに3カ月。
中小企業向けの「スタータープラン」は、月額6600円(税込)で利用人数が80名、月間ファイル送信量上限が20ギガバイト。「スタンダードプラン」は月額26400円(税込)で、利用人数が400名、月間ファイル送信量上限が100ギガバイト。「エンタープライズプラン」は、利用人数が無制限、月額料金と月間ファイル送信量上限が応相談。「スタータープラン」以上の送受信履歴表示期間とログ保管期間はそれぞれ10年。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
- keyword
- PPAP
- サイバーセキュリティ
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
DXを加速するには正しいブレーキが必要だ
2月1日~3月18日は「サイバーセキュリティ月間」。ここでは、企業に押し寄せているデジタルトランスフォーメーション(DX)の波から、セキュリティーのトレンドを考えます。DX 時代のセキュリティーには何が求められるのか、組織はどう対応していくべきか。マクニカ ネットワークスカンパニー バイスプレジデントの星野喬氏に聞きました。
2025/03/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/03/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/03/04
-
-
-
トヨタが変えた避難所の物資物流ラストワンマイルはこうして解消した!
能登半島地震では、発災直後から国のプッシュ型による物資支援が開始された。しかし、物資が届いても、その仕分け作業や避難所への発送作業で混乱が生じ、被災者に物資が届くまで時間を要した自治体もある。いわゆる「ラストワンマイル問題」である。こうした中、最大震度7を記録した志賀町では、トヨタ自動車の支援により、避難所への物資支援体制が一気に改善された。トヨタ自動車から現場に投入された人材はわずか5人。日頃から工場などで行っている生産活動の効率化の仕組みを取り入れたことで、物資で溢れかえっていた配送拠点が一変した。
2025/02/22
-
-
現場対応を起点に従業員の自主性促すBCP
神戸から京都まで、2府1県で主要都市を結ぶ路線バスを運行する阪急バス。阪神・淡路大震災では、兵庫県芦屋市にある芦屋浜営業所で液状化が発生し、建物や車両も被害を受けた。路面状況が悪化している中、迂回しながら神戸市と西宮市を結ぶ路線を6日後の23日から再開。鉄道網が寸断し、地上輸送を担える交通機関はバスだけだった。それから30年を経て、運転手が自立した対応ができるように努めている。
2025/02/20
-
能登半島地震の対応を振り返る~機能したことは何か、課題はどこにあったのか?~
地震で崩落した山の斜面(2024年1月 穴水町)能登半島地震の発生から1年、被災した自治体では、一連の災害対応の検証作業が始まっている。石川県で災害対応の中核を担った飯田重則危機管理監に、改めて発災当初の判断や組織運営の実態を振り返ってもらった。
2025/02/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方