各種機能により、海外ビジネスのガバナンス上のリスクを即時検知・共有・一元管理する

Glocalistは、海外進出した企業のガバナンス上のリスクを検知・共有・整理するグローバルガバナンス管理ツール「Glocalist」を提供する。複雑化するグローバルガバナンスの課題やサプライチェーン管理などへの対応を可能にするもの。各種機能によって迅速な対策を行うことで、現地事業撤退や想定外の制裁金を回避し、適切なリスクテイクで事業損失を軽減できるように支援する。

同ツールでは、各国官公庁・行政機関・諮問機関から即時収集した公告データベースから現場の担当者が注視すべき「リスク情報」を示唆。事業部・現地法人・関係子会社など組織ごとのリスク情報と対策がタイムリーに可視化されるため、情報収集に手間取られずに評価・分析の最適化を目指せる。有事の際も過去情報の検索や対策方針の参照によって最適なリスクがとれる「攻めのガバナンス」を支援にする。

基本機能は“Publications”、“Suggestions”、“Risk list”、 “Actions”の4つ。

“Publications”では、各国の官公庁・地方自治体・外郭団体が発信する情報を発信後24時間以内に現地語/日本語/英語に翻訳して掲載することで、迅速な情報探知を可能にする。データベースは12時間に1回更新される。

“Suggestions”では、Glocalistが認定した法律事務所および士業従事者による法律解釈や一般的な対策手法などの独自コンテンツを格納。個人情報保護法や労働法、税制など、変化をとらえておきたいトピックが素早く体系的に理解できる。同業種・同職種の利用者が閲覧している“Publications”などもアラート配信する。

“Risk list”は、各組織内でリスク情報を共有する掲示板機能。 “Publications”と“Suggestions”をピックアップし、自社ビジネスに重要度の高いリスクをタグ付け管理・共有することで、より細かな対策実行スケジュール管理と対応漏れ防止を可能にする。

“Actions”は、部門や本社と現地拠点間を横断した対策立案を支援するプロジェクト管理機能。リスクごとに対策を登録し、対策立案に伴って収集した関連情報データやURLを格納して一元管理することで、自社のリスクタグに応じた過去アーカイブによるリスクマネジメント・データベースを構築できる。タスク管理やユーザー同士のコミュニケーションが可能で、“Risklist”に追加された“Publications”や“Suggestions”に対して、影響があると思われる部署のリスク管理担当者を指定して発信(メンション発信)できる。

その他の機能として、Glocalistの認定パートナーに直接相談ができる“Professionals DB”、各国のe-Gov申請機能に合わせたパブコメ提出や申請プラットフォームを可能にする“e -Gov tool”、リスク分析・評価を提供する“DashBoard/Analysis Report”を今後リリース予定。

料金体系は、一部機能制限のある情報収集向けの「lightアカウント」が月額48USD/6,380円(1ID/1ライセンス、国)。すべての機能が使える「basicアカウント」が月額96USD/13,200円(1ID/1ライセンス、国)。30日間無料トライアルあり。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部