2022/03/04
セミナー・イベント
大きく変わる”サイバー保険”
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サイバーリスクの上昇とサイバー保険
コロナ禍後に上昇しているリスクとして、サイバーリスクが注目されております。テレワーク増加による被害の増加やランサムウェアによる攻撃や脅迫被害など企業運営に大きな損害を与えうるサイバー攻撃の増加が懸念されています。 その中で、保険業界では様々なサイバーリスクの変化に敏感に反応しています。サイバー保険では損害率の悪化やリスクの上昇などから、保険会社の補償限度額の縮小や高リスク種目からの撤退、保険料率の上昇など従来のリスク転嫁手法が取りにくい環境が始まっています。
サイバー保険の変遷と現状
1997年に米国のAIG社がY2K問題をきっかけに、世界で最初のサイバー保険の引受を開始しました。その後、サイバーリスクの変化と共に、米国を中心に補償内容もリスクに合わせて広範囲に補償できる商品が次々に販売されるようになりました。現在、全世界で100社以上の保険会社が引受を行っておりサイバー保険の市場規模は拡大しております。日本では、日本の損害保険会社各社が、2015年から引受を開始し、今日に至っています。当初日本国内のマーケットは、外資系損害保険会社が引受を牽引していましたが、世界的なサイバー被害の拡大と損害率の悪化により、2021年以降から急速に外資系損害保険会社の引受姿勢が厳しくなっています。
今回はサイバー保険の変遷とサイバー保険市場のトレンドを通じ、国内外企業の動向や新たな試みについて解説いたします。
「Zoom」を使って行います。お使いのネットワークで接続できるかご確認の上、お申し込みください。
開催概要
◆日時:2022年4月5日(火)
15:00~16:15(会場配信開始 14:45~)
◆主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)
◆形式:Zoomウェビナーによるオンラインセミナー
◆定員:100人
◆参加費:無料 ※要リスク対策.com登録
プログラム
※14:45から会場からの映像配信を開始する予定です。 【主な話題】 16:00 【質疑応答】
【講師】 ![]() 関根 伸一郎氏 グローバル保険ブローカーでのキャリアは20年以上で、日系企業の日本本社を中心に、グローバルでのリスクマネジメント体制の構築やグローバル保険プログラムの導入や運営などを数々実践。2011年に他ブローカーから当社に入社し初代関西支店長として関西支店を開設、2016年にロンドン本社に異動し欧州日系企業営業部門の営業統括を担当。2020年7月から現職で、日本企業への営業部門の責任者として活動中。 |
16:15 終了予定 |
※プログラム・タイムスケジュールおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
※講師の同業他社様のご参加はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
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TEL03-3556-5525 E-mail: risk-t@shinkenpress.co.jp
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