被災県や若年層で好成績だった(提供:ヤフー)

ヤフーは13日、3月にスマートフォンアプリを使って実施した「全国統一防災模試」の結果を発表した。155万6246人が挑戦し、最後まで問題を解いたのは64万9968人。平均点は54.90点。都道府県別では宮城県、年代別は10代が最も点数が高かった。

最後まで解いた約65万人を年代・性別ごとに見ると、60代以上以外は全て女性が上回り、40代女性が最も多く10万1957人。年代別平均点は10代以下が最も高く、この年代は女性が60.1点、男性が59.3点。100点は8176人だった。

都道府県別の平均点は宮城県がトップで57.96点。次いで高知県が56.60点、3位が福島県で56.56点、4位が熊本県で56.46点、5位が岩手県で56.41点。2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震の被災地や南海トラフ地震の被害想定の大きいエリアでの得点が高い。

宮城県は参加率も人口比の参加率も0.68%と最も高かった。次いで東京都が0.65%、神奈川県が0.61%、千葉県が0.60%、熊本県が0.59%と首都直下地震が懸念される首都圏の都県が名前を連ねた。

■ニュースリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000014803.html

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介