2018/03/23
防災・危機管理ニュース
東京都は15日、「子供のベランダからの転落事故に注意!」と題したリーフレットの作成を発表した。保護者をターゲットにしており、子どもにとって安全なベランダの特徴や、エアコン室外機など子どもがよじ登る足がかりになるものを置かないといった注意を呼びかけている。
2月にまとめた「東京都商品等安全対策協議会」の報告書に基づく取り組みの一環。子どもにとって安全なベランダとして、手すりの高さは110cm以上、できれば120cm以上が望ましいことや手すりの下部や格子間のすき間が11cm以下、できれば9cm以下が望ましいことなどが紹介されている。
また足がかりにならないようエアコン室外機は手すりから60cm以上離すことや、プランターやいす、テーブルをベランダに置かないこと、ベランダで子どもを遊ばせないことやベランダのある部屋に子どもを一人にしないことなども呼びかけている。
都生活文化局では保育所や幼稚園、小学校などを通じて保護者に配布するという。発行部数は10万部。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/03/15/11.html
■関連記事「東京都、子どものベランダ転落防止対策」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/4890
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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