上の画像の右上が新たなJアラートの内容。下の画像の右上が旧バージョン(出典:内閣官房国民保護ポータルサイト)
 

政府は9日、「内閣官房国民保護ポータルサイト」に掲載している弾道ミサイル落下時にとるべき行動とQ&Aを改定した。またミサイル飛来時に伝達されるJアラートも変更。頑丈な建物や地下に避難するようにまず呼びかける。

Q&Aは元々8項目だったが、6項目を追加し14項目に。避難する場所は都道府県指定の避難施設でなくとも、まず頑丈な建物や地下に避難することを明記。ミサイル情報を伝達するエリアメール・緊急速報メールの着信音は防災行政無線から流れる国民保護サイレン音ではなく、災害時と同じ着信音であることが紹介されている。内閣官房によると、問い合わせが多い内容を追加したという。

またJアラートは着弾の可能性がある場合、アナウンスの「屋内に避難してください」を「直ちに頑丈な建物や地下に避難してください」に変更。より具体的にわかりやすくした。

■弾道ミサイル落下時の行動について
http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/290421koudou1.pdf
http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/290421koudou2.pdf

■弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A
http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/290421koudou3.pdf

■関連記事「政府、ミサイル対策をサイトに掲載」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2705

(了)