地盤に関する生活者の情報格差解消を目指す地盤ネットホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)は、子会社の地盤ネット総合研究所(本社:東京都千代田区)が開発した、現在地の地盤リスクの目安をタイムリーに知ることができるスマートフォン端末対応のウェブサービス「じぶんの地盤アプリ」のAR版を開発。Android対応版を10月7日より提供開始した。

8月から提供を開始している「じぶんの地盤アプリ」のバージョンアップ。AR (Augmented Reality)技術を使い、現在地だけでなく最大300m先までの地盤安心スコアを表示できるようになる。

アプリを起動すると、今いる場所の地盤安心スコアを表示する。モバイル端末を起こすと自動的にカメラが起動し、映像の中に地盤安心スコアが現れる。モバイル端末の傾きに応じて、100m先m、300m先の情報を表示。カメラの向きを左右に変えると、その方位の100m先、300m先の情報へ切り替わる。カメラを下に向けると、今いる場所の地盤安心スコアの表示に戻る。

地盤リスクに応じた安心・安全な土地探しや土地選び、自然災害に備えたより安全な地盤エリアを事前探索するなどの活用が可能となる。利用者は点から面へ、地盤リスクをよりダイナミックに体感できる。

今回はAndroid端末限定で、AR版を利用するにはユーザー登録が必要となる。利用は従来通り無料。iPhone、iPadなどのiOS端末については、専用アプリの開発を進めている。

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