国連防災機関(UNDRR)主催の「アジア太平洋防災閣僚級会議」が2027年秋に仙台市で開催されることが22日分かった。日本での開催は初めてで、近くUNDRRと日本政府が正式合意する。
 同会議はアジア太平洋地域の国が災害被害の軽減に向け、防災や災害対応などの知見や課題を共有する目的で約2年ごとに開催。フィリピンで開かれた前回会議には政府機関や研究機関など40カ国以上から7000人超が参加した。
 仙台市によると、15年に国連防災世界会議で採択された指針「仙台防災枠組み」の実施状況を確認し、新たな連携策などを協議する予定。東日本大震災などで得た教訓や復興の現状の発信も目指す。 

(ニュース提供元:時事通信社)