岩手県大船渡市の山林火災は3日も延焼が続き、焼失面積は約1800ヘクタールから約2100ヘクタールに拡大した。地上での放水に加え、自治体と自衛隊のヘリコプターが上空からの消火活動を続けている。
 避難指示の対象は1896世帯4596人で変わらず、依然として約1200人が避難所に身を寄せている。火災は2月26日午後に発生し、これまでに同市三陸町綾里で男性1人の焼死体が見つかった。 
〔写真説明〕山林火災で煙が上がる山肌=2月28日、岩手県大船渡市

(ニュース提供元:時事通信社)