【ニューデリー時事】インド北部ウッタラカンド州チャモリ地区で28日、大規模な雪崩が発生し、道路建設に従事していた作業員少なくとも57人が生き埋めとなった。うち10人は救出され、当局が残る作業員の救助を急いでいる。地元メディアが伝えた。
 救出された10人は重体との情報もある。現場周辺は雪崩発生前、大雪に見舞われていた。ヒマラヤ地方にあるウッタラカンド州では2021年、氷河が崩壊して大洪水を引き起こし、川の下流にある水力発電所の作業員ら約200人が死亡した。温暖化による氷河融解が原因との指摘がある。 

(ニュース提供元:時事通信社)