-
循環式水洗トイレを能登町に無償貸与
精密機器メーカーのNTNは1月17日、奈良県五條市と共同で、能登半島地震で被害を受けた石川県能登町の施設に循環式水洗トイレを提供しました。当初は五條市への設置を予定していたものですが、震災の報を受けた同市が能登町に無償貸与を申し出を行い、NTNもこれに賛同。3月下旬頃まで無償貸与します。
2024/01/31
-
「アウトドア義援隊」奥能登で延べ150人活動
モンベルは能登半島地震の発災後、ボランティア組織「アウトドア義援隊」を発足。奥能登の小さな避難所や在宅・車中避難の個人をまわり、水・食品、燃料、防寒着・肌着、衛生用品・生活用品などの物資を届けました。阪神・淡路大震災の際に組織した任意団体で、国内外を問わず大きな災害のたびにさまざまな支援活動を行っています。
2024/01/25
-
福祉と防災
多様な支援がなければ被災を支えられない
内閣府の「被災者支援のあり方検討会」は介護・福祉や防災の関係者がメンバーとなり、筆者が座長を務めています。これまで、第3回議事要旨から重要なポイントを報告してきましたが、今回はその最終回です。「住まいの確保・改善」「多様な主体による被災者支援の充実」について解説します。
2022/12/01
-
福祉と防災
困難を抱える世帯がさらに困難化する現実
「被災者支援のあり方検討会」は、より効率的で質の高い被災者支援の仕組みづくりについて中長期的な検討を行うことを目的に内閣府が設置した有識者会議。介護・福祉や防災の関係者がメンバーとなり、筆者が座長を務めています。前回に続き、6月に開かれた第3回会議の議事要旨にもとづいて、現時点の問題意識を報告します。
2022/10/17
-
福祉と防災
超高齢社会を前提にした法制度改正と体制整備
前回に引き続き、私が座長を仰せつかっている「被災者支援のあり方検討会」について。同検討会はより効率的で質の高い被災者支援の仕組みづくりについて中長期的な検討を行うもので、6月に開かれた第3回の議事要旨がこのほど公開されました。これをもとに、現時点の問題意識を報告します。
2022/09/15
-
福祉と防災
支援の網からこぼれる在宅避難の高齢者
高齢化を背景に、高齢者・障がい者の被災や関連死の増加が問題となっています。自助・共助・公助ともに限界が見えるなか、昨年はさらなる災害対策の拡充として5つの大きな制度改正が行われました。福祉防災元年ともうたわれた一連の制度改正ですが、今後は具体的な取り組みによって実効性を上げていくことが必要です。現状の問題点を提起します。
2022/07/11