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リスク総括2024
2024年は、ウクライナ・ロシア情勢に加え、中東情勢の悪化、トランプショックなどに起因する、インフレの加速、サプライチェーンの混乱など、さまざまな課題が浮上した年でした。また、生成AIの急速な普及や自然災害の激甚化・複合化など、従来の知見が通用しないリスクが顕在化した年でもありました。本セミナーでは、今年の出来事を振り返りつつ、さらに不透明感が増すであろう2025年に向けた危機管理やリスクマネジメントの見直しのポイントを考えます。
2024/11/18
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リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
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2024/11/05
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コンプラ・ミルフィーユ
国交省が7月31日付で日本を代表する超優良企業のトヨタ自動車に対し、道路運送車両法に基づき型式指定申請における不正行為が行われていたとして、「是正命令」を発出した。今年1月には金融庁が損保業界を代表する損害保険会社グループの一つである損保ジャパンとSOMPOホールディングスに対して、保険業法に基づき業務改善命令を発出した。これらの事件を参考に、コンプラ態勢を本稿で考えてみたい。
2024/08/24
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第44回 テクノロジーの辻風は吉(後編)
前回に続き、ピーター・ヒンセンさんのお話を伺っていきます。COVIDという特殊な時期の終わりに突如現れたNever Normal時代。フェニックスのように蘇り、舞い上がっていくにはどうすればよいでしょうか?
2024/04/03
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第43回 テクノロジーの辻風は吉(前編)
データ、コンピュータ、通信などに関する関連法令や規制は世界中で増えるばかりで、まるで津波のように押し寄せては、企業各社に時間的、金銭的な負荷を増やしています。加えて、この一年半ほどは、規制もどこ吹く風とばかりに、生成AIという新しいテクノロジーの辻風が吹き荒れています。
2024/03/23
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弁護士による法制度解説
著作権の概要
先月、漫画家の方が自死された痛ましい出来事がありました。これは、漫画作品のテレビドラマ化における著作権のトラブルが原因なのではないかと考えられており、著作権とその取り扱いが社会の大きな関心を集めることとなりました。今回はその著作権について、概要をご説明したいと思います。
2024/02/21
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共感社会と企業リスク
日大アメフト部大麻事件にみる不祥事の影響
今年度の帝京大学の広報論の最後の講義では、2023年に起きた不祥事のなかから日大アメフト部大麻事件についてあらためて振り返り、受講生にこの事件の印象や意見を自由に書いてもらいました。所属は違うとはいえ、ステークホルダーたる学生が大学という組織の不祥事をどうとらえていたのか、そして日大ブランドはどうなるのかをまとめてみます。
2024/02/16
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【少額訴訟編】
前回、民事訴訟で求められているプロセスを大幅に省略し、簡易・迅速に債務名義を取得させ強制執行を可能にする制度として「支払督促」をご紹介しました。今回は、簡易・迅速な手続という点で支払督促と共通する「少額訴訟」について取り上げてみたいと思います。類似点と相違点、特性を整理しました。
2024/02/07
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【支払督促編】
請求書を送ったり、催促したりしても、なかなか支払いがなされないことは間々あります。最終的には民事訴訟を提起するといった手段がありますが、債権額が少額な場合などはかかるコストを勘案し、回収を諦めてしまうこともあるでしょう。今回は、そうした場合に債権回収の有効な手段となり得る「支払督促」について取り上げます。
2024/01/24
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「働きがいのない職場」というリスク従業員エンゲージメントをつかもう
リスク対策.com の連載陣が、自身の記事や最近の事象を解説する公開オンライントークです。最新のリスクトレンドや注視するポイントを伝えるとともに、連載者同士が意見交換を行って、得られた気付きを共有します。聴講者の皆様がウェビナーのQ&A 機能を使って質問することも可能です。
2024/01/10
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不確実性の時代 どうする? 危機管理
不確実性がさらに増し、国難級といわれる南海トラフ地震と首都直下地震が迫り、人口減少と高齢化が確実に進行している時代。しかし、いかにストレスフルな環境下でも、現実を直視し、できるだけの手を打つ以外にありません。今号では年頭にあたり、その力となる専門家のメッセージを紹介します。
2024/01/05
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【民事保全編】
民事訴訟で「被告は原告に1000万円を支払え」という判決を得ても、被告がそれを履行しなければ判決は紙切れです。その場合は被告の財産を差し押さえるなどして確定した権利・法律関係を実現する必要がありますが、預金を使い果たされたり不動産を売られたりすると実現は不可能。こうした事態を防ぐ裁判手続として、今回は民事保全を紹介します。
2023/12/20
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危機管理白書2024年版
2023/12/18
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識【番外編:ADR】
裁判手続の基礎知識として、これまでに民事通常訴訟の第一審と労働審判を取り上げました。今回は番外編としてADRを取り上げます。ADRは「裁判外紛争解決手続」と呼ばれ、民事訴訟とは異なる特徴があります。その特徴を踏まえつつ、当該紛争や当事者のニーズに合った紛争解決の手続きを選択していくことが有益です。
2023/11/29
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リスク総括2023
2023年は新型コロナウイルスパンデミックの長いトンネルを抜け出し、一定の明るさを取り戻した一方で、コンプライアンス問題や世界の分断、AIなど新しいテクノロジーがもたらすリスクなどさまざまな問題が噴出した一年でもありました。本セミナーでは、今年起きた出来事への対応を振り返り、危機管理やリスクマネジメントの見直しのポイントを解説します。
2023/11/15
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不祥事が蔓延する組織風土の改革を急げ
ビッグモーターの保険金不正請求や、大手損害保険会社のカルテル、電力大手による顧客情報の不正閲覧など、不祥事が後を絶たない。不正の根源はどこにあるのか、なくならない理由は? 危機管理コンサルタントで社会構想大学院大学教授を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング 代表取締役社長)に聞いた。
2023/10/23
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シナリオ分析は80%、スコープ3の開示は50%
企業ガバナンスのコンサルティングを手掛けるHRガバナンス・リーダーズ株式会社(代表取締役社長 CEO 内ヶ﨑 茂、)は9月19日、主要企業の8割がシナリオ分析の実施を開示し、約半分が、取引先などを含めた二酸化炭素(CO2)の排出量を示す「スコープ3」を有価証券報告書で開示したことなどが同社調査で明らかになったと発表した。
2023/09/20
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【労働審判編】
民事通常訴訟への対応以上に高度な専門性が必要と考えられているのが労働審判です。労働に関する紛争は、民事訴訟を提起することもできますが、ケースによっては労働審判の申し立てをして解決を求めることが可能です。今回は、労働者側としても、使用者側としても、労働紛争の解決の際に利用される可能性がある労働審判を取り上げます。
2023/09/13
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弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【民事通常訴訟編】
日常のトラブルが裁判に発展するのは、そう多くないとはいえあり得ることです。いざ裁判に直面したときも落ち着いて対応できるよう、裁判手続の流れだけでも知っておきましょう。裁判のうち、民事訴訟は通常訴訟、手形小切手訴訟、少額訴訟、その他の4つに大別されます。今回は、通常訴訟の第一審を取り上げます。
2023/08/24
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弁護士による法制度解説
取締役の義務・役割・責任【特別編:社外取締役】
【前編】【後編】の2回に渡って株式会社における取締役の義務・役割・責任についてご説明してきましたが、令和元年改正会社法では、上場会社等に社外取締役を置くことが義務づけられました。社会における社外取締役の認知が高まってきたといえます。今回は【特別編】として、通常の取締役と社外取締役は何が異なるのかをご説明します。
2023/07/26
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第225回:各国のビジネス環境におけるリスクの総合的ランキング2023年版
米国の損害保険会社FM Globalは2023年6月に、同社のデータベースを含むさまざまな情報源から得られた情報を基に、約130カ国のビジネス環境に関するリスクを評価した結果を発表した。気候変動やESGに関するリスクに関する機能が加えられており、それらに対する関心が高まってきたのだろうと推測できる。
2023/06/27
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第35回 ガバナンスの階段を楽に上がる法
ガバナンスの質を上げていくための階段を上がるのも、実に大変な労力が要るものです。サイバーセキュリティのガバナンスには、また独特の難しさがあります。世界的にも企業におけるサイバーセキュリティのガバナンスの質の向上が長年課題とされています。
2023/06/01
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リスクトレンド研究会―多様性の時代のリスクマネジメント
リスク対策.com の連載陣が、自身の記事を解説する公開オンライントークです。最新のリスクトレンドと注視するポイントを伝えるとともに、連載者同士が意見交換を行って記事を深掘りし、得られた気付きを共有します。聴講者の皆様がウェビナーのQ&A 機能を使って質問することも可能です。
2023/05/02
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【第6回】要点概説・独占禁止法―コンプライアンス確保・ガバナンス構築のために―
独占禁止法の主要な点を弁護士・公認不正検査士の山村弘一氏に解説いただく短期集中寄稿。前回は同法における重要な制裁である課徴金納付命令を説明しましたが、この命令で特筆すべきは事業者が自主的に違反行為を公正取引委員会に報告することで課徴金が減免される制度が設けられていること。今回はこの制度について説明します。
2023/04/06
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【第5回】要点概説・独占禁止法―コンプライアンス確保・ガバナンス構築のために―
独占禁止法の主要な点を弁護士・公認不正検査士の山村弘一氏に解説いただく短期集中寄稿。前回は同法の3本柱に違反した場合の制裁の一つである排除措置命令について説明しましたが、今回はもう一つの制裁である課徴金納付命令について説明します。東京五輪・パラリンピックをめぐる談合事件でも、巨額の課徴金額が話題になったところです。
2023/03/23