オンプレミス環境だけでなくクラウド環境の保護を強化する機能を多数追加した。

統合データレジリエンスソリューションを提供するArcserve Japanは、統合型データ保護ソフトウェアソリューション「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」の最新版「Arcserve UDP 10」を販売する。旧版の「Arcserve UDP 9.0」からサイバーレジリエンスをさらに強化する機能や、オンプレミス環境だけでなくクラウド環境の保護を強化する機能を多数追加したもの。

「Arcserve UDP」は、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューション。最新版では、サイバーレジリエンスの強化を支える機能として、バックアップ取得後に自動でバックアップデータのマルウェアスキャンを実施する「アシュアードセキュリティスキャン」や、テープやイミュータブルストレージに二次バックアップしたデータを復旧ポイントサーバ(RPS)の読み取り専用データストアとしてインポートできる機能、SQLデータベースのバックアップデータのマウント機能、RPSデータストア用共有フォルダの削除機能を備える。

クラウド/オンプレミス環境のデータ保護を強化する機能では、仮想スタンバイ先のパブリッククラウドの新たな選択肢となるGoogle Cloud Platform(GCP)の追加や、任意のタイミングでの仮想スタンバイの手動実行、1対多のレプリケーションによるバックアップデータの柔軟な多重化、RPSリモート共有データストアに設定可能なUNCパスワードの長さ拡張(〜120文字)、新しいLinuxカーネルの自動サポート機能、RHEL 9.x系のベアメタル復旧(BMR)とインスタントVMのサポートを備える。

販売価格(税抜き)は、「Arcserve UDP 10.0 Advanced Edition – Server」の永久ライセンス(1年間のメンテナンスサポート付き)が15万1000円〜、サブスクリプション(1年間の使用権とメンテナンスサポート付き)が5万2000円〜。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部