2024/11/15
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】トランプ次期米政権で国家情報長官に抜てきされたギャバード元民主党下院議員(43)が昨年、日本を敵視するような発言をしていたことが分かった。旧日本軍によるハワイの真珠湾攻撃に合わせ、12月7日にX(旧ツイッター)で「太平洋侵略を思い起こすと、現在の日本の再軍備は本当に良い考えだろうか」と述べ、日米が再び戦わないよう「注意しなければならない」などと記した。
米領サモア出身のギャバード氏は、ハワイ州選出の下院議員などを経て、2020年大統領選で民主党の候補者指名争いに立候補。その後無所属となってトランプ氏に接近し、今年10月に共和党入りした。ウクライナに侵攻したロシアを擁護してきたことでも知られ、資質を疑問視する声が上がっている。
国家情報長官室は01年の米同時テロを受けて設置された組織で、中央情報局(CIA)などあらゆる米情報機関を統括する。長官就任には上院の承認を得る必要があり、情報機関での勤務経験がないギャバード氏の承認手続きは難航も予想される。
〔写真説明〕ギャバード元米民主党下院議員=10月24日、西部ネバダ州ラスベガス(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 米国
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 生成AI、iPhoneでも提供=「ジェミニ」アプリ、日本語も可能―米グーグル
- NY市渋滞税、来年1月導入=反対のトランプ氏就任前
- 米情報長官候補が日本敵視発言=「太平洋侵略国が再軍備」―トランプ次期政権
- 岩手、宮城で震度3
- プーチン氏、来月19日に内外記者会見=米ロ関係やウクライナ焦点
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/12
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方