【ニューデリー時事】ネパール内務省によると、27日から2日間続いた大雨に伴う洪水や土砂崩れによる死者が30日までに全土で206人に達した。いまだ30人弱の行方が分かっておらず、捜索活動が続いている。
 警察はこれまでに3500人以上を救助。地元報道によれば、首都カトマンズ周辺の複数の観測所で観測開始以来最大の雨量を記録した。ネパールでは例年6~9月のモンスーン期に水害が多発。気候変動による降雨パターンの変化や、川岸の無計画な開発が被害を拡大させたとの指摘もある。 

(ニュース提供元:時事通信社)