7日午前の東京株式市場で、日経平均株価が乱高下した。日銀の内田真一副総裁が講演で「引き続き極めて緩和的な金融環境によって経済を支える」と発言したことなどから買い戻しの動きが広がり、上げ幅は一時、前日比1100円を超えた。午前11時現在は935円54銭高の3万5611円00銭。取引開始直後は前日に急上昇した反動で利益確定の売りが先行し、900円超下落する場面もあった。
 東京外国為替市場では、内田氏の講演を受けて円相場が大幅下落。午前11時現在は1ドル=146円79~80銭と前日比1円50銭の円安・ドル高。 

(ニュース提供元:時事通信社)