2024/07/29
防災・危機管理ニュース
京急百貨店(横浜市港南区)に入る老舗うなぎ店「日本橋 伊勢定」の弁当などを食べた多数の客が、嘔吐(おうと)といった健康被害を訴えた問題で、横浜市保健所は29日、うなぎ弁当を食べた90代女性が死亡したと発表した。
死亡との因果関係は不明だが、他の発症者の便から黄色ブドウ球菌が検出されたことなどから、市保健所は食中毒と判断。同百貨店地下1階の伊勢定売店と10階レストランを営業禁止処分とした。発症者は130人に上るが、ほとんどは症状が軽いという。
同日記者会見した伊勢定の富田宗一郎取締役は「安全第一と考えて作ったつもりだったが、こういう事態になり深く反省している」と謝罪した。
伊勢定によると、土用の丑(うし)の日の24日から25日午前10時半までに、うなぎ弁当とかば焼き計1761個を売店とレストラン内で調理し販売。10人が従事したが、作業などで手袋を着用していなかったという。(了)
(ニュース提供:時事通信 )
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方