2024/07/29
特選セミナーアーカイブ
カーボンオフセットの仕組みとリスク
「カーボンオフセット」や「カーボンクレジット」という言葉をよく耳にするようになりましたが、カーボンオフセット、カーボンクレジットとは何か、カーボンクレジット市場は今どのようになっているのか、カーボンクレジットに関するリスクなどについて、環境ビジネスを幅広く展開するエレビスタ株式会社の荒井竜馬氏にわかりやすく説明していただきました。
【講師】
エレビスタ株式会社
カーボンニュートラル事業部プロダクトマネージャー
荒井竜馬氏
■主な話題
1. カーボンクレジットの基本概念
・カーボンニュートラル/パリ協定とは
・カーボンクレジットについて
・カーボンオフセットとカーボンクレジットの違い
・カーボンクレジットの国内外の主要種類
2. カーボンオフセットに取り組む理由
・カーボンクレジットの活用方法(イニシアチブ)
・国内の企業の取り組み例
3. カーボンクレジットの購入方法
・カーボンクレジットのプロジェクト例
・カーボンクレジットの活用による企業のメリット
・カーボンクレジットの計測と認証
4. カーボンクレジット市場の動向
・国内外のカーボンクレジット市場の現状
・各イニシアチブの動向
・ESG投資市場の動向
5. カーボンクレジットにかかわるリスク
・カーボンクレジットの質について
・グリーンウォッシュについて
配信期限 2024年10月31日
特選セミナーアーカイブの他の記事
- 非財務情報の開示動向 その2~最低限知っておくべき国際基準と開示項目~
- 防災月間いま何を見直す?企業防災をめぐる昨今のリスクから
- AIの信頼性に関わる国際動向と、いま企業に求められる対応
- 非財務情報の開示動向 その1~国内のサスティナビリティ基準~
- カーボンオフセットの仕組みとリスク ~信頼性を高めるポイント~
おすすめ記事
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/01
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
-
-
海外工場の労働環境を把握 課題を明らかに
「ミキハウス」のブランドでベビー服や子供服、靴、玩具などの販売を世界中に展開する三起商行が、委託先のミャンマー工場の人権侵害を指摘されたのは2016年11月だった。同社は第三者機関を設立して調査。結果をもとに工場に改善を依頼し、実行された。その後、各種方針や規範を策定し、2019年には人権デュー・デリジェンスの取り組みを開始。責任あるサプライチェーンの構築に力を注いでいる。
2024/09/25
-
Q&Aで解説 実務課題の超ヒント
「危機時の広報はどう連携する?」「DXで危機管理担当者の不足は解消する?」など、企業の危機管理担当者はさまざまな疑問を抱えながら業務にあたっています。本紙はこの半年間で聞いた読者の声を「Q(Question)」として集約、危機管理に詳しいコンサルタントに提示して「A(Answer)」をもらいました。実務課題の超ヒント、リスク管理・危機管理編の後編です。
2024/09/24
-
リスク評価はサプライヤーの協力が不可欠
人権を尊重したサプライチェーンの構築が求められている。先行して法整備を進めてきた欧州を中心に、各国で規制強化が進む。日本政府も2022年にガイドラインを策定し、取り組み支援に動き出した。人権デューデリジェンスに取り組むために、何が必要か。グローバルなプラットフォームでサプライヤーの労働環境を含めたESG関連の情報収集と分析、提供などを行うSedex。同社のインプルーブメントエグゼクティブである山本梓氏とリレーションシップマネージャーの日野陽介氏に聞いた。
2024/09/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方