固有識別番号を入力するだけで対象設備がある場所までのルートを検索し誘導するので、効率的に保守管理業務を行える

パイオニアは16日、電柱や鉄塔、マンホール、上下水道設備、道路照明などの設備に付番された固有の識別番号を入力するだけで目的地を検索できる「電柱番号検索ナビ」を2月に発売すると発表した。顧客が使用する固有識別番号を入力するだけで対象設備がある場所までのルートを検索し誘導するので、効率的に保守管理業務を行えるほか、同社が提供する無料の「データベース作成ツール(Windows用)」を使って、固有識別番号で検索するための独自のデータベースを作成することができる。価格はオープン価格。

同社の業務用カーナビゲーション「B.PROカーナビ」に、電柱などの識別番号で検索可能な「特殊番号検索アプリ」を搭載したもの。顧客が業務で利用する地点を500万件以上登録することができる。豊富な渋滞予測データと独自のルートアルゴリズムにより、所要時間の短い効率的なルートを探索し、自車位置の精度を向上する自車位置専用システムで、正確なルートを案内する。ヒヤリハット地点や一時停止地点の案内など安全運転サポート機能も搭載している。

英字・数字・ひらがな・カタカナの組み合わせや、番号の最初の部分を入力すれば候補を表示する前方一致の検索に対応。都道府県や市区町村などの絞り込み機能を2階層まで任意に設定できる。顧客が開発したアプリケーションを同機へ追加でき、内蔵している高性能カーナビアプリケーションと連携させることも可能だ。

業務車両の運行効率化の観点から、カーナビゲーションを業務に活用する企業が増える一方、インフラなどの保守管理業務を行う企業においては、電柱や鉄塔、マンホールなど対象設備の数が膨大であることや特殊な識別番号を使用しているため、これまで一般的なカーナビゲーションでは対象設備を目的地として検索することができなかった。

■ニュースリリースはこちら
http://pioneer.jp/corp/news/press/index/2178

(了)

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp


リスク対策.com:横田 和子