2. 収れん火災

消毒用エタノールが入った透明容器のボトルを窓ガラスに紫外線防止対策をしていない自家用車内や事務所、倉庫、自宅などに放置した際、収れん火災が起こる危険がある。

「収れんとは、太陽の光が鏡や虫眼鏡などにより一点に集まることをいい、光の集中した場所に可燃物があると火災になってしまうことがあります。

 日差しが強くなる5月のこの時季や太陽の高度が低く、部屋の奥まで光が差し込む冬場、夕方に多く発生する傾向がありますが、条件がそろえばどこでも起こり得る火災です」
(出典:収れん火災にご注意ください/東京消防庁荻窪消防署)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-ogikubo/2017syulenkasai/2017syulenkasai.html

収れん火災は、水の入ったペットボトルでも発生することがあるが、その現象が発生する場所も車内に限らず、自宅の部屋、事務所、倉庫、ベランダなどさまざま。「太陽の光が鏡や虫眼鏡などにより一点に集まる」条件がそろえば、起こり得る。

また、台所などに置いていたステンレス製のボウルから収れん火災が発生した例もある。
https://www.bousaihaku.com/foffer/7318/

「消毒用アルコールの取扱いにご注意ください」
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/020417-2.pdf

(出典:総務省消防庁)

(出典:Bottle water sparks fire in hot car | CCTV English)

私たちの身の周りには危険物がたくさんあります。
「気をつけよう! 身近な危険物」
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/inf/h25/05/k_week/tu.html