「Buddycom」1000ユーザー分の無償提供により医療機関を支援

未来型チームコミュニケーション「Buddycom(バディコム)」によるクラウドサービスを提供するサイエンスアーツは4月8日、新型コロナウイルス治療に従事する医療機関などに対して、「Buddycom」を最⼤1000ユーザーまで無償提供すると発表した。新型コロナウイルス対応が収束したと判断されるまでの期間、24時間体制の厳しい労働における業務効率化と課題解決を支援する。

また、「Buddycom」の30⽇間無料トライアルにおいて、新型コロナウイルス感染症対策によるテレワーク利⽤に限り、フルオプション(ライブキャストやテキスト化、翻訳機能含む)での提供を行う。

「Buddycom」は、鉄道会社、航空会社、GMS、製造会社から⾦融機関まで、あらゆる業種の現場の課題を解決するチー ムコミュニケーションアプリ。従来のweb会議ツールに比べてネットワーク負荷が軽く、通信速度64キロバイト/秒でも使える仕様のため遅延なく動く。何千⼈・何万⼈とのグループ通話が可能。対応OSは、iOS、Android、Windows。通信はSSL/TLSで暗号化する。

また、⾃動⽂字おこし・⾃動翻訳コミュニケーションを含むマーケットプレイス機能、グローバルにサーバーを分散したディザスターリカバリー構成、Saml認証やアプリ設定の⼀括管理などの運⽤⽀援、監査ログの取得、などを特徴とする。

「Buddycom」活用により、医療機関では新型コロナウイルス軽症・無症状者の受け⼊れ先である宿泊施設との連携によるリアルタイムの情報共有が可能。主な導⼊メリットは、(1)インカムのように話せる「グループ通話」で濃厚接触を回避、(2)話したいときにアプリ中央のボタンを押すだけの簡単操作、(3)機器の操作などを「ライブキャスト」で映像中継、(4)「企業間通信」により、医療機関だけでなく地域全体の各機関で情報を連携、(5)「翻訳機能」による外国人対応が可能、など。

30⽇間無料トライアルでのフルオプションには、(1)インカムのように話せる「グループ通話」、(2)聞き逃しても再確認できる「通話履歴の再⽣」と「⾳声テキスト化」、(3)「ライブキャスト」による映像中継、(4)「企業間通信」による他企業との連携、(5)「翻訳機能」による外国人対応、などが含まれる。

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リスク対策.com 編集部