EMERGENCY MAIL for Office 365 サービスフロー

法人向けソフトウェアの開発、販売を行うサイバーソリューションズ(東京都港区)は1月23日、米マイクロソフト社の提供するクラウドメールサービス『Office 365』と連携した、緊急時にすぐ利用できるバックアップWEBメールサービス『EMERGENCY MAIL for Office 365』の販売を開始した。

同サービスは、Office 365のユーザーが災害や障害によってサービスを利用できなくなった際に、同社メールシステムにログインすることで、メールを継続して利用できるようになるというもの。別ドメインと同一ドメインのサービス形態2種から、客の要望に合った運用形態を提供する。また、Office 365のメールシステムが復旧した際には、同社システムで送受信していたメールデータをOffice 365へ移すオプションサービスも提供する。

さらに、同社が提供するメールアーカイブサービス『MAILBASEΣ』(メールベース・シグマ)を活用することで、Office 365と新サービスの両方のメールデータをアーカイブでき、Office 365が利用不能な間でも、過去のメールを閲覧することが可能になる。

サービス利用料は、1ドメイン(50アカウント〜)の初期登録料が5万円。基本サービスとなる障害時メールシステムの別ドメイン運用が1アカウントあたり月額150円、同一ドメイン運用が同200円。メールアーカイブサービス「MAILBASEΣ」の利用料は、5年保存が1アカウントあたり月額300円、10年保存が同500円。なお、障害時メールシステムの同一ドメイン運用は4月から提供予定。

(了)

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リスク対策.com 編集部