【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は15日夜、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡り、イスラム組織ハマスとの間接交渉に当たる代表団と対応を協議した。首相府は声明で、ウィトコフ米中東担当特使から「人質11人を即時解放し、遺体の半数を即時返還する」との提案があったと説明。ネタニヤフ氏は交渉継続を指示した。
 一方、イスラエル軍は早期の人質解放に向け、連日のようにガザに局地的な攻撃を加え、ハマスへの圧力を強めている。ロイター通信によると、15日は北部ベイトラヒヤを空爆し、ジャーナリスト3人を含め少なくとも9人が死亡した。イスラエル軍は「テロリストがドローンを操縦し、軍に脅威を与えたため攻撃した」と主張した。 

(ニュース提供元:時事通信社)