参院は19日、初めて国会議員を対象に避難訓練を行った。午前の本会議終了後、議員らは防災用ヘルメットをかぶって議場から玄関まで、衛視の誘導を受けながら徒歩で避難した。
 訓練には車椅子を使用する議員らも参加。このうち、立憲民主党の横沢高徳氏は衛視4人に車椅子を持ち上げられながら階段を下りた。この後、取材に「不安なく避難できた。議員が体験し、実際の災害や避難体制に反映していくことも重要だ」と述べた。 
〔写真説明〕参院の避難訓練で衛視から避難方法の説明を受ける立憲民主党の横沢高徳参院議員(前列左から3人目)ら=19日午前、国会内

(ニュース提供元:時事通信社)