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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
米国における BCM の実態
米国の BCM 関連情報 Web サイト「Continuity Insights」(注 1)は 2017 年 8 月に、KPMG LLP(注 2)と共同で「The 2016 Global Business Continuity Management (BCM) Program Benchmarking Study」という報告書を発表した(以下「本報告書」と略記)。これは主に Continuity Insights の読者を対象として 2015 年 11 月から 2016 年 2 月にかけて実施された、オンラインでのアンケート調査に基づいており、349 名からの回答を集計した結果がまとめられたものである。なお、回答者の 65% は米国に本拠地を置く組織に所属している。
2017/12/05
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
9 年間にわたって続けられている BCI のサプライチェーン・レジリエンス調査
本連載では、BCM の専門家や実務者による非営利団体である BCI(注 1)による調査報告書を度々とりあげているが、これらの中で特に Supply Chain Resilience Report は、最も長期間にわたって継続的に発表されているものであり(注 2)、ここ数年は毎年 11 月上旬にロンドンで開催される、BCI World Conference & Exhibition で発表されるのが恒例となっている。今年も例年通り、11 月の Conference にて 2017 年版(以下、「本報告書」と略記)が発表されたので、今回はこちらを紹介する。
2017/11/15
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
2017 年上半期に発生した自然災害の概観
かつて紙媒体の『リスク対策.com』での連載記事で、世界最大級の再保険ブローカーである Aon Benfield 社が発表した報告書『2015 Annual Global Climate and Catastrophe Report』を紹介させていただいた(注 1)。 これは 2015 年の一年間に世界で発生した自然災害を、主に人的被害と経済損失、および保険金支払額を中心にまとめたものだが、同社はこのようなデータを常時収集しており、世界各国で発生した自然災害のデータをまとめた報告書を毎月作成し、さらに毎年 7 月には、上半期を総括した報告書を作成している(注 2)。
2017/08/01
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
この 1 年間でのサイバー・セキュリティ対策状況の変化
今回は、BCMの専門家や実務者による非営利団体BCI(注 1)が 2017 年 6 月に発表した『Cyber Resilience Report 2017』(以下、「本報告書」と略記)をとり上げる。BCI は、この 1 年前にも同様の調査を実施して調査報告書を公開しており、紙媒体の『リスク対策.com』で紹介させていただいたが(注 2)、わずか 1 年でも意外に変化が見られた部分があったので、ここで改めて紹介したいと思う。
2017/07/18
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
サイバー犯罪による真の損失に備えよ
今回紹介する報告書は、英国のロイズ保険組合が、四大会計事務所の1つである KPMG と、ロンドンに本拠地を置く国際法律事務所である DAC beachcroft の協力を得て 2017 年 6 月に発表した『Closing the gap - insuring your business against evolving cyber threats』である(以下、「本報告書」と略記する)。
2017/07/11
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
災害リスク軽減に役立つ科学技術とは
災害対策には様々な分野の学術的知見が必要であることは、本サイトにアクセスされる方の多くが既に認識されていると思う。本サイト(およびその前身であった雑誌媒体の『リスク対策.com』)にも多様な研究者の方々が登場しておられるし、また関連するセミナーでも多くの研究者の方々が登壇され、貴重な研究成果や、それに裏打ちされた知見を共有して下さっている。
2017/05/16