2024/10/04
防災・危機管理ニュース
【エルサレム時事】イスラエル軍によるレバノン地上侵攻で、ハレビ軍参謀総長は3日、「国境近くのテロ拠点を破壊し、いかなる者であれ排除する」と述べ、イスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻勢を強める決意を示した。軍報道官はSNSで、レバノン南部の20以上の集落の住民に避難を勧告。地上部隊の展開範囲が拡大する可能性が高まっている。
イスラエル軍はさらに、レバノンの首都ベイルート南郊で3日、激しい空爆を実施。米ネットメディア「アクシオス」は、先月27日に殺害されたヒズボラ最高指導者ナスララ師の後継者と目されるサフィディン師が標的だったと伝えた。生死は不明。
〔写真説明〕3日、イスラエル軍の空爆を受けたレバノン南部の村から立ち上る煙(EPA時事)
〔写真説明〕イスラエル軍のハレビ参謀総長(右)(軍が8月14日に公開)(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 米ハリケーン死者210人超=不明者の捜索続く
- 「津波フラッグ」もっと知って=避難誘導に効果―気象庁
- イスラエル、レバノン地上侵攻の拡大示唆=ヒズボラ幹部狙い空爆
- 石破首相、日銀総裁と同じ認識=利上げ否定発言で釈明
- 能登で4日に大雨=土砂災害などに警戒―気象庁
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/01
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
-
-
海外工場の労働環境を把握 課題を明らかに
「ミキハウス」のブランドでベビー服や子供服、靴、玩具などの販売を世界中に展開する三起商行が、委託先のミャンマー工場の人権侵害を指摘されたのは2016年11月だった。同社は第三者機関を設立して調査。結果をもとに工場に改善を依頼し、実行された。その後、各種方針や規範を策定し、2019年には人権デュー・デリジェンスの取り組みを開始。責任あるサプライチェーンの構築に力を注いでいる。
2024/09/25
-
Q&Aで解説 実務課題の超ヒント
「危機時の広報はどう連携する?」「DXで危機管理担当者の不足は解消する?」など、企業の危機管理担当者はさまざまな疑問を抱えながら業務にあたっています。本紙はこの半年間で聞いた読者の声を「Q(Question)」として集約、危機管理に詳しいコンサルタントに提示して「A(Answer)」をもらいました。実務課題の超ヒント、リスク管理・危機管理編の後編です。
2024/09/24
-
リスク評価はサプライヤーの協力が不可欠
人権を尊重したサプライチェーンの構築が求められている。先行して法整備を進めてきた欧州を中心に、各国で規制強化が進む。日本政府も2022年にガイドラインを策定し、取り組み支援に動き出した。人権デューデリジェンスに取り組むために、何が必要か。グローバルなプラットフォームでサプライヤーの労働環境を含めたESG関連の情報収集と分析、提供などを行うSedex。同社のインプルーブメントエグゼクティブである山本梓氏とリレーションシップマネージャーの日野陽介氏に聞いた。
2024/09/24
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方