【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補、ハリス米副大統領は25日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグで講演し、「中国が貿易ルールを犯せば、迅速で強力な措置を決してためらわない」と述べ、鉄鋼などの過剰生産や巨額の補助金問題に対応する考えを表明した。対中強硬姿勢を示し、製造業を保護する意思を強調した。
 また、人工知能(AI)などの新興技術に投資し、「中国ではなく、米国が21世紀の競争に勝つ」と改めて訴えた。 
〔写真説明〕ハリス米副大統領=20日、ウィスコンシン州マディソン(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)