【ソウル時事】米韓両軍は12日、朝鮮半島有事を想定した大規模な定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を19~29日に実施すると発表した。陸上・海上・空中での機動訓練を拡大し、北朝鮮の大量破壊兵器への対応に重点を置いた演習を行う。
 北朝鮮による全地球測位システム(GPS)を妨害する電波の発信やサイバー攻撃を想定した演習も実施する。韓国軍からは約1万9000人の将兵が参加。48の野外機動訓練を行う。当局者は「米韓同盟の対応能力と態勢をさらに強化する」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)