令和6年能登半島地震ではZoom社、Neatframeとの協力で石川県能登町へ支援を実施して評価を得た。

NECネッツエスアイは、Zoom Video Communications, Inc.が提供する「Zoom Rooms」と、Neatframe Ltd.が提供するビデオコミュニケーションデバイス「Neat」を組み合わせ、平時・有事にかかわらずインターネットを介した高品質なビデオコミュニケーションが可能な「防災コミュニケーションパッケージ」を提供する。令和6年能登半島地震では、Zoom社とNeatframeの協力のもとで石川県能登町への同パッケージによる支援を実施し、利便性や効率性、現場サポート力を評価されたという。

Zoom社のビデオ会議ソリューションは、自治体や政府機関などの公的な組織向けに「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」のリストに登録されたZoom Japanese Government Presetを選択することで、政府のセキュリティ水準を満たしたクラウドサービスとして利用可能。

「Neat」は、オンラインでのコミュニケーションに必要なマイクやカメラなどを一体化したデバイスで、配線や接続などの手間がなく場所を選ばずに設置できるため、電源とインターネット回線を確保できれば即時利用できる。

NECネッツエスアイは、全国各地のサービスセンターから機器の発送やサービスマン派遣を行い、タイムリーな構築とサポートを実現する。

同社は、同パッケージの利用について、自治体による平時の近隣自治体・住民とのコミュニケーション効率化、有事の際の対策本部と被災地役場などの常時接続によるリアルタイムな情報共有と他拠点への一斉配信のほか、企業・教育現場での平時・有事を通じた活用を提案する。

プレスリリース

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com 編集部