2013/11/25
防災・危機管理ニュース
顧客と社会から一層信頼される体制づくり目指す
出版・印刷を中心に幅広く顧客ソリューション事業を展開する共同印刷株式会社(東京都)は、事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301の認証を取得した。同社の川島ソリューションセンター(埼玉県川島町)におけるICカードへのデータ書き込みなどの情報処理加工事業が対象。同社の認証取得に向けては、ニュートン・コンサルティング株式会社がコンサルタントを行った。審査機関は一般財団法人日本品質保証機構(JQA)。
同社では、東日本大震災での経験や首都直下地震の懸念などを受けた顧客ニーズの高まりから、2013年1月にグループ全体のBCPに関する基本方針を策定。専門家を招いて勉強会を開いたり、取引先企業と合同訓練を行ったりと、サプライチェーンへの影響を最小限にとどめ、事業を迅速に再開できる社内体制づくりに努めてきたという。
今後は、川島ソリューションセンターにおける認証取得の過程で得た経験をグループ全体に反映し、顧客と社会からより一層信頼される体制づくりを目指していきたいとしている。
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