労働安全衛生マネジメントシステムへの対応をトータルに支援

日立ソリューションズは、クラウドサービス「労働安全衛生管理サービス」において、タブレットを活用し、建設現場での災害・ヒヤリハット発生をワークフローで迅速に報告できる「災害報告」と、安全衛生管理部門の安全対策を支援する「災害発生分析」を追加した最新版を提供する。

「労働安全衛生管理サービス」は、類似災害防止のためのPDCAを実現し、労働安全衛生マネジメントシステムへの対応をトータルに支援するソリューション。最新版では、従来の現場支援であるPlan(リスクアセスメント)、Do(危険予知訓練)に加え、Check・Action(不安全検知=「災害報告」、現場把握・計画改善=「災害発生分析」)を拡充した。

具体的には、現場の作業員がタブレット上で災害・ヒヤリハット発生の報告をすると、本社の安全管理部門へワークフローで通知され、クラウド上のデータベースに蓄積される。管理者は、月別や現場ごとの発生件数などをグラフで確認できるため、発生傾向を把握でき、適切な対策の立案や計画の改善を行える。さらに、すでに提供されている「災害事例検索」と組み合わせ、作業員が蓄積された事例をタブレットで検索できるため、現場の再発防止教育にも役立てられる。

販売価格は、初期導入費+月額利用料。詳細は要問い合わせ。今後、AI技術により、文書を分析し、災害のリスクや対策の改善を支援するサービスや、映像を分析し、作業員の不安全な行動を検知するサービスも提供予定。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部