マスクを着用したままでも顔認証が可能

小松電機産業NTTドコモはこのほど、シートシャッターに顔認証入室管理機能を搭載できる「happy gate門番 クラウド管理システム 顔認証入室管理機能」を開発した。マスクを着用したままでの顔認証や、マスクを着けていない場合の入室不許可など、感染症予防と衛生環境改善の対策として活用できるもの。低遅延・高速かつ高精度な顔認証により、入室管理のセキュリティ向上を支援する。

同機能は、小松電機産業が工場や医療機関向けに提供する高速シートシャッター「happy gate門番」に、シートシャッターの稼働状況の把握や設定変更が可能な「happy gate 門番 クラウド管理システム」、RealNetworks, Inc.のAI顔認証ソフトウェア「SAFR(セイファー)」、ドコモの5G対応クラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド」を組み合わせたもの。

「happy gate門番」に専用ユニットを取り付けることで即日クラウド化が完了し、工場のIoT化を推進できる。客の側でのサーバー購入や複雑なシステム構築は必要ない。また、オプションの通信基板を設置することで、故障時には小松電機産業が遠隔から復旧をサポートする。

さらに、オプションの環境センサーを追加することにより、温度・湿度・気圧・風向・風速などを測定してクラウドに保存し、衛生コンサルタントなどとデータを共有することで改善を効率的に促進できる。環境改善のための解析画面も提供する。

そのほか、PC・スマートフォン向け専用アプリにより、工場全体のシートシャッターをアプリで一括管理。管理画面からシャッターの設定変更を行うと、すぐに稼働中のシートシャッターへ反映する。

同機能は、小松電機産業が9月1日から提供する。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部