データの精度と鮮度の向上によりリスク管理とコンプライアンス活動に対する機能を強化

デルテクノロジーズの日本での事業を展開するデルEMCジャパンは、RSAセキュリティによる統合型リスク管理製品の最新版「RSA Archer Suite 6.8」を販売する。ニューノーマル(新常態)での事業推進に伴う新たなニーズに対し、能率的に様々な関連データを参照してデータの精度と鮮度を向上させることで、リスク管理とコンプライアンス活動に対する機能強化を行ったもの。

最新版では、外部システムで管理しているデータをWebインターフェース経由でリアルタイムかつ透過的に参照できる「データゲートウェイ機能」を搭載。開発は不要で、ユーザー自身が「RSA Archer」のユーザーインターフェースで接続先を構成できる。これにより、外部データをリアルタイムに参照してデータの精度と鮮度を上げ、ダッシュボード上でリスクの状況をより正確に把握できるようになる。

また、財務管理の評価や報告、コンプライアンスや財務規制に関わるプロジェクトを一元的に管理する「財務統制監視」ユースケースを追加。主要な財務フローとプロセスの文書化、変更の管理を行うもので、ダッシュボードでプロジェクトの進行状況やリスクの所在を可視化できるようになる。

さらに、ワークフローの承認者向けモバイルアプリ「RSA Archer Mobile App」を提供する。承認者に割り当てられた承認タスクを期日別に一覧表示するもので、承認、却下、差し戻しといった回答をモバイルデバイスから行って承認申請を完了できる。

同製品の価格は、ユーザー数、提供形態(オンプレミス版、SaaS版)、ユースケースの数によって異なる。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部