2020/06/25
防災・危機管理ニュース
法人向けヘルスケアサービスを提供するiCAREは、企業の健康労務を効率化し、従業員の健康から発生する労務リスクを可視化するクラウド健康管理システム「Carely」を提供する。人事労務担当者や産業保健スタッフが行う健康診断・ストレスチェック・長時間労働などの健康労務をオンライン上で一元管理できるもので、バラバラに保管されていた健康データを集約させることで、健康リスクの高い従業員のセグメントを自動で行い、健康労務にかかる工数を大幅に削減する。
同システムの導入により、経営者は「法令遵守の徹底」、人事担当者は「業務効率化」、従業員は「不調の未然予防」が可能になる。また、導入企業が集約した健康情報の活用やミス・モレのない労務管理を行えるように、同社が蓄積した事例やノウハウによってサポートを行う。同システムの有償オプションとして、健康相談窓口の提供、健康診断の工数削減、産業医・保健師の紹介・派遣などを行う「Carely実施サポート」も提供する。
同システムは労働安全衛生法に対応し、法改正による機能アップデートを標準提供。また、人事・産業保健スタッフの声をもとに年間120回を超える機能改善を行い、現場担当者の使いやすさを実現する。基幹システムの従業員データはCSV形式でアップロードできるほか、労務管理・勤怠管理システムともCSV・APIによるデータ連携が可能。運用セキュリティ面では、ISO27001取得による情報セキュリティマネジメントシステムを構築している。
利用料金プランは、最低利用人数50人以上で「健康情報の一元管理」「健康相談窓口」「健康診断の工数削減」を提供する「プラス」が従業員1人あたり月額400円(税抜)。50人以上で「健康情報の一元管理」と「健康相談窓口」を提供する「ベーシック」が同300円(同)。500人以上で「健康情報の一元管理」を提供する「クラウド」が同200円(同)。初期費用は、プラスとベーシックが1000円、クラウドが月額利用料の3カ月分。
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