機能性インナーの下にコットンを着ている人が54%も!


で、ついに一般にも広がったと思っていたのですが、2014年12月26日マイナビ記事でコメントする際、衝撃的な事を教えていただきました。機能性インナーの中にコットンを着ている人が54%いるそうです・・・。(小学生ならここで絶対「ちーん」って言いそう)

コットンを下に着て汗をかくと保水してしまうので、上に何を着ても、暖かくなりませんよー。

■『綿肌着の上にヒートテック、その重ね着では意味がない!? 
機能性インナーの効果を最大限に引き出すコツ』(2014年12月26日付マイナビニュース)
http://news.livedoor.com/article/detail/9619592/

「マイナビニュース」記事を参考に著者作成

製品名だけ覚えて、これを着ると暖かいという発想だけでは、こんな風に間違ってしまうのではないでしょうか?なぜ寒くないのか仕組みをわかっていないとせっかく持っていても役にたっていないですよね。

逆に、アウトドアの下着にコットンは着ないというと「コットンはよくない!」みたいに理解されてしまうのも不本意です。夏は涼しくて気持ちのよい素材です。肌さわりもよいです。でも保水するので、冬に濡れたら着替えてほしいだけなのです。

着替えられないアウトドアや災害時に、そして普段から寒がりな人ならば、汗を吸うけど保水しない他の素材も試してほしい。そういうことなのです。