自然災害
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カムチャツカで火山噴火=観測史上初、五百数十年ぶりか
ロシア・カムチャツカ半島のクラシェニンニコフ山(標高1856メートル)が3日、噴火した。ロシア科学アカデミー極東支部の火山学・地震学研究所によると、最後に溶岩流出があったのは1463年前後と推定されており、今回は観測史上初めてという。同国メディアは「500年以上ぶりの噴火」と伝えた。
2025/08/04
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北海道と東北、新潟は大雨注意=低気圧が津軽海峡通過へ―気象庁
気象庁は4日、北海道と東北、新潟県では5日に大雨に注意するよう呼び掛けた。前線を伴う低気圧が日本海から津軽海峡付近を通過して釧路沖へ進むためで、突風や落雷、ひょうにも注意が必要という。
2025/08/04
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石川・小松で40.3度=北陸でフェーン現象―気象庁
東北から九州にかけては4日も晴れ、35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、太平洋高気圧や日本海の低気圧の影響で、北陸では山越えの風によるフェーン現象も発生し、石川県小松市で40.3度を観測した。
2025/08/04
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白根山・湯釜付近の警戒レベル2に=群馬県草津町―気象庁
気象庁は4日朝、草津白根山のうち、群馬県草津町の白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。 3日午後3時ごろから火山性地震が増え、噴火が発生する可能性があるため。
2025/08/04
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テキサス洪水から1カ月=137人死亡、対応不備明らかに―米
【ニューヨーク時事】米南部テキサス州で、130人以上が犠牲となった洪水発生から4日で1カ月。初期対応や警報システムの不備が徐々に明らかになった。トランプ政権は財政負担削減の一環で、災害対応を担う連邦緊急事態管理庁(FEMA)の廃止を目指していたが、存続させる方針に転じた。
2025/08/04
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徳島県美馬市で39.3度=全国3分の1で猛暑日―気象庁
東北から九州では3日も晴れ、35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、徳島県美馬市で39.3度、岐阜県揖斐川町と広島県安芸太田町で39.2度、甲府市で39.1度、長野県上田市などで39.0度を観測した。美馬市と上田市は地点ごとの過去最高記録を更新した。
2025/08/03
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デジタル対応に課題もー避難者情報の把握や物資支援に遅れー
2024年元日に発生した令和6年能登半島地震への対応を検証した石川県の報告書が、8月1日に公表された。報告書では、避難者情報の把握や物資管理など複数の分野で、デジタル技術の活用が不十分であったことを指摘した。紙ベースでの業務運用が多く、情報共有や対応の迅速化に課題が生じた。
2025/08/01
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台風9号、房総半島接近=関東や東北南部は大雨注意―気象庁
台風9号は1日、伊豆諸島の東方海上を経て房総半島に接近し、夜には千葉、茨城両県などで風雨が強まった。気象庁は関東と伊豆諸島、東北の太平洋側では高波に警戒し、大雨や突風に注意するよう呼び掛けた。9号は2日午後以降は関東や東北の東方海上へ遠ざかる見込み。
2025/08/01
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7月高温、3年連続記録更新=東北日本海側と北陸は史上最少雨量―気象庁「水の管理に注意を」
気象庁は1日、日本の7月の平均気温が平年(2020年までの30年間平均)を2.89度上回り、1898年の統計開始以来の最高記録を3年連続で更新したと発表した。一方、日本海側を中心に降水量が少なく、東北地方の日本海側は平年比13%、北陸は8%にとどまり、1946年の統計開始以来の最少記録となった。
2025/08/01
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三重・桑名で40.4度=熱中症防止を―気象庁
東北から九州では1日、台風9号の影響を受けた東北の太平洋側と関東を除き、晴れて35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、三重県桑名市で午後2時42分に40.4度を観測した。
2025/08/01
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収納場所を削減できるトイレットペーパー
丸富製紙は、長さと品質を両立させた「超ロングトイレットペーパー約7.11倍巻シングル 1ロール」を販売する。ただ長く巻くのではなく、「紙の肌触りと強度」を追求し、原料から見直して開発したもの。一般的なトイレットペーパーの約7倍の長さがあるため、取り替える頻度を減らせるほか、収納場所を削減できることから備蓄用にも適する。全国のセブンイレブンで販売する。
2025/08/01
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避難時の熱中症対策を検証=坂井防災相
坂井学防災担当相は1日の閣議後記者会見で、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波で避難指示が長引いたことを踏まえ、十分な熱中症対策や円滑な避難が行われたか検証する考えを明らかにした。
2025/08/01
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台風9号、伊豆諸島東方を北上=2日朝に房総半島沖へ―気象庁
台風9号は1日午前、伊豆諸島の東方海上を北上した。2日朝は房総半島の東方沖へ進み、その後は北東へ遠ざかると予想される。気象庁は伊豆諸島と関東では高波に警戒し、大雨や突風に注意するよう呼び掛けた。 2日に予想される波の高さは関東6メートル、伊豆諸島5メートル。
2025/08/01
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カムチャツカ半島と千島海溝地震との関連は?
7月30日にカムチャツカ半島沖で発生した巨大地震は、千島からカムチャツカ半島に伸びる千島海溝の北端域を破壊し、ロシアで最大4 メートル級の津波を生じさせた。同海域では7月20日にもマグニチュード7.4の地震が起きており、短期的に活動が活発化していたと考えられる。東大地震研究所の加藤尚之教授によれば、今回の震源域の歪みはほぼ解放されたため「同じ場所でさらに大きな地震が起きる可能性は低い」が「隣接した地域(未破壊域)では巨大地震の可能性が残る」とする。
2025/08/01
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巨大地震後に噴火 カムチャツカ半島・クリュチェフスカヤ火山地震と噴火の関係は?専門家に聞く
7月30日に発生した、カムチャツカ半島沖を震源とするマグニチュード8.7の地震は、遠く離れた日本の太平洋沿岸一帯に、広く警報を発令させるほどの津波をもたらした。さらにカムチャツカ半島では地震発生後に、クリュチェフスカヤ火山が噴火した。巨大地震がこの噴火の引き金になったのか。地震と噴火の関係について、火山と地震の観測が専門で、調査のために約20回もカムチャツカ半島に足を運んでいる、北海道大学理学研究科附属地震火山研究観測センター教授の高橋浩晃氏に聞いた。
2025/07/31
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トヨタ、8月1日に全工場稼働=物流停滞が解消―カムチャツカ地震・津波
トヨタ自動車は31日、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した大地震と津波に伴い、稼働を停止していた7工場計11ラインについて、8月1日朝から操業を再開すると明らかにした。従業員や工場などへの被害は「確認されていない」とし、国内全工場が稼働する。
2025/07/31
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北京豪雨、死者・不明者50人超=中国
【北京時事】中国メディアは31日、北京の豪雨による死者が44人になったと報じた。市当局によると、9人がいまだ行方不明で、被災者は30万人を超えた。 北京では先週から断続的に激しい雨が降り、北部郊外の密雲区などを中心に洪水や停電が発生した。死者のうち31人は同区の高齢者施設の関係者という。 。
2025/07/31
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3年間保存可能、そのまま食べられるショートパスタ
建築関連資材を中心とした卸売などを行う杉田エースは、“食べない備蓄食から、おいしく食べる長期保存食へ”をコンセプトに展開する長期保存食「IZAMESHI(イザメシ)」シリーズから、袋を開封後、そのまま食べられる新感覚の長期保存パスタ「そのままPASTA」を販売する。製造から3年間の長期保存が可能で、独自の製法により伸びにくさを備えた、食べやすいショートパスタを採用したもの。
2025/07/31
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津波注意報、すべて解除=カムチャツカ大地震から32時間後―気象庁
気象庁は31日午後4時30分、北海道から千葉県の太平洋側沿岸、伊豆諸島と鹿児島県の種子島・屋久島地方で継続していた津波注意報をすべて解除した。ロシア・カムチャツカ半島付近で30日朝に大地震が発生してから、約32時間後の全面解除となった。
2025/07/31
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岡山・高梁で40.4度=熱中症防止を―気象庁
東北から九州では31日も各地で晴れ、35度以上の猛暑日になる所が続出した。気象庁によると、岡山県高梁市で午後3時3分に40.4度を観測した。30日には兵庫県丹波市で国内観測史上最高の41.2度、岡山県真庭市で40.3度を観測しており、全国で40度以上を観測したのは2日連続となった。
2025/07/31
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大地震、ロシア原潜基地に影響か=カムチャツカ半島の閉鎖都市
ロシア独立系メディアは30日、極東カムチャツカ半島沖を震源とする大地震の影響が、戦略原子力潜水艦の基地がある半島南東部の閉鎖都市ビリュチンスクにも及んだもようだと伝えた。被害の有無や規模は不明だが、核・軍事施設が置かれる閉鎖都市は立ち入りが制限されており、仮にあっても公表されない可能性が高い。
2025/07/31
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トヨタ、国内11工場停止=津波の影響で拡大
トヨタ自動車は31日、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した大地震と津波を受け、国内11工場計18ラインの稼働を停止したことを明らかにした。30日夕に8工場を止めたが、対象が拡大した。沿岸部の物流拠点が停止したことで部品供給が滞り、内陸も含む幅広い工場に影響が及んだ。
2025/07/31
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津波注意報、北海道から千葉など継続=未明に70センチ観測―気象庁
気象庁は31日午前10時45分、北海道から沖縄の太平洋側沿岸などに出していた津波注意報のうち、東京湾から沖縄の沿岸について一部を除き解除した。北海道から千葉県の太平洋側沿岸と伊豆諸島、鹿児島県の種子島・屋久島地方で注意報を継続する。
2025/07/31
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台風9号、2日に関東東方へ=伊豆諸島含め高波暴風警戒―気象庁
台風9号は31日午後、小笠原諸島の北方海上を北上した。8月1日に伊豆諸島の東海上を通過し、2日に関東の東海上へ進む見込み。気象庁は、伊豆諸島と関東では高波や海上の暴風に警戒するよう呼び掛けた。 2日に予想される波の高さは関東7メートル、伊豆諸島6メートル。海のレジャーには十分注意が必要という。
2025/07/31
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米ハワイで最大1.7メートルの津波=ワイキキ近くでサイレン
ロシア・カムチャツカ半島付近で30日発生した地震に伴い、米気象局は一時ハワイ州とアラスカ州の一部などに津波警報を出した。ロイター通信はハワイ州で最大1.7メートルの津波が観測されたと伝えた。当局は沿岸部住民に、高台や建物の4階以上に避難するよう呼び掛けた。
2025/07/30
