1995 年1月17 日早朝、明石海峡の野島断層付近を震源にM7.3 の兵庫県南部地震が発生しました。住宅・建築物の全壊約10万棟、関連死を含め6400人以上の犠牲者を出した阪神・淡路大震災の始まりです。
近代200 万人都市を襲ったこの震災で、どのような問題が露呈し、どのように改善されたのか。復興の過程も含め、何が創造され、何が破壊されたのか。30年の節目にもう一度振り返り、我々を取り巻く環境を見つめ直しましょう。
近い将来必ず起きる首都直下地震や南海トラフ地震に備えるだけでなく、我々の生活や仕事が少しでも前に進むように、社会が一歩でも前進するように。