2024/08/19
防災・危機管理ニュース
【ソウル時事】米韓両軍は19日、朝鮮半島有事を想定した大規模な定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を韓国で開始した。29日までの予定。北朝鮮は反発している。
北朝鮮外務省米国研究所は18日の声明で「世界で最も攻撃的で挑発的な侵略戦争演習だ」と非難。「(今の)情勢は、最高の抑止力を備え、力の均衡を維持することを求めている」と主張し、核・ミサイル開発に拍車をかける姿勢を示した。
演習は陸海空での実動訓練を拡大し、北朝鮮による全地球測位システム(GPS)への妨害電波発信やサイバー攻撃も想定。韓国軍は「北朝鮮の大量破壊兵器への対応に重点を置き、韓米同盟の対応能力と態勢をさらに強化する」と強調した。
〔写真説明〕ソウル南方・平沢の在韓米軍基地=12日(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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