写真左より、古河電気工業株式会社グループ古河マグネットワイヤ株式会社 三重製造部 部長 吉川耕一 氏、巻線事業部門長兼古河マグネットワイヤ株式会社 代表取締役社長 田中秀一 氏、古河マグネットワイヤ株式会社 三重製造部 設備保全G マネージャ 諏訪康彦氏

古河電気工業グループは3日、事業継続マネジメントシステム(BCMS;Business Continuity Management System)の国際規格「ISO22301」の拡大認証を取得したと発表した。認証範囲の拡大対象となったのは、同グループの関係会社の古河マグネットワイヤ株式会社のモータ用巻線製品事業。

「モータ用巻線製品」は古河電工で既に同認証を取得している銅線製品事業から銅線の供給を受け、独自の多層の絶縁加工を施したもの。古河マグネットワイヤの主力商品となっている。

同グループは今回の認証について「素材の入荷から銅線製品を経て、最終製品となるモータ用巻線製品を出荷するまで、グループ内サプライチェーンのBCM活動を見える化した成果と考えている」としている。

同グループは、2011年の光半導体デバイス事業での初回認証登録時から、同認証を重要ツールとしてグループでのBCM活動に取り組んでいる。

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