2014/07/07
セミナー・イベント
東日本大震災ではサプライチェーンの途絶により、多くの企業が事業中断・縮小の危機に直面した。他方、被災した企業を遠く離れた同業者が支援したり、同じ工業団地内の複数の企業が協力して復旧に取り組むなど、さまざまな連携が誕生した。こうしたことから、企業が個々でBCP(事業継続計画)/BCM(事業継続マネジメント)に取り組むだけでなく、サプライチェーンや業界内などで連携して取り組む機運が高まっている。しかし、異なる文化の組織が、被災時の資金も時間も限られた中で連携することは非常に難しい。連携を機能せさるための条件は何か。経済産業省が実施した「事業継続等の新たなマネジメントシステム規格とその活用による事業競争力強化モデル事業」から考察する。
※本セミナーの参加者は国際危機管理学会日本支部の会員に限定しております。会員になられていない方は、本セミナー申込みとは別に、会員登録をしてください(入会費・年会費無料)
会員申込みはこちらから⇒国際危機管理学会日本支部
開催概要
■ 日時:2014年9月19日(金)
13:00~17:00 第7回パブリックカンファレンス (受付開始 12:30~)
17:30~19:30 交流会
■参加費:無料 (交流会参加費は5000円)
■資料代:2000円(任意)
※資料は有料とさせていただきます。ご理解下さいますようお願いいたします。
■定員130人
※申し込み多数となることが予想されるため、キャンセルされる場合は、必ずご一報下さい。
■会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター9F ホール9A
(〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町8番地)
http://tkpichigaya.net/about.shtml
第7回パブリックカンファレンス プログラム
◆進行:新潟大学災害・復興科学研究所助教 井ノ口宗成 氏
13:10~14:00 |
BCP連携の必要性 名古屋工業大学大学院教授 渡辺研司氏 |
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14:00~14:30 (30分) |
3.11を機に構築したサプライチェーン連携 株式会社リコー 内部統制室リスクマネジメント部 |
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14:30~14:45 (15分) |
休憩 | |
14:45~15:15 (30分) |
地域医療のBCP連携 株式会社日立製作所ひたちなか総合病院 |
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15:15~15:45 (30分) |
機能する連携の仕組み ニュートン・コンサルティング株式会社 |
|
15:50~17:00 (70分) |
パネルディスカッション
コーディネーター:京都大学防災研究所教授 牧紀男氏 パネリスト:名古屋工業大学大学院教授 渡辺研司氏 株式会社リコー 内部統制室リスクマネジメント部 株式会社日立製作所ひたちなか総合病院 ニュートン・コンサルティング株式会社 新潟大学危機管理室教授 田村圭子氏 |
※お申込みされてからキャンセルされる場合は、必ずご一報を下さいますよう、お願いいたします。
TIEMS日本支部広報事務局
新建新聞社 リスク対策.com編集部
電話 :03-3556-5525
メール:risk-t@shinkenpress.co.jp
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