~日本ケアフィット共育機構/特別講演会~

6月24日(火曜日)、東京臨海広域防災公園で開催

アメリカでは、ハリケーン、竜巻、テロなど国内の災害に備えるために自主防災組織(CERT)が国内各地で組織されており、発災後、市民自らがただちに活動できるように訓練・管理されています。日本においても、東日本大震災を経験し、今後来る大災害などに対応するために自治体、企業、市民の垣根を越えた防災体制が必要とされています。本特別講演会は、米国のCERTインストラクター4名を招聘し、FEMA(米国連邦緊急事態管理庁)における訓練を学び、日本版CERTプログラムの作成、実践できるモデル構築を目指し開催します。

 

【開催概要】

日程:2014年6月24日(火曜日) 13時~16時

開催場所:東京臨海広域防災公園(そなエリア東京) 本部棟2Fレクチャールーム

所在地:東京都江東区有明3丁目 

最寄駅:りんかい線国際展示場駅より徒歩4分 ゆりかもめ有明駅より徒歩2分

主催:公益財団法人 日本ケアフィット共育機構

後援:アメリカ大使館

定員:100名

参加費:2000円(※要事前振込)

【プログラム】

■米国の防災・危機管理の現状とFEMA・CERTの位置づけ
・米国におけるFEMAとCERTの役割について
・FEMAにおけるCERTの歴史的背景
・CERTの地域における効果的使命

■FEMA・CERT活動の実例
・CERTの訓練内容の紹介
・ワシントン州タコマ市におけるCERT訓練内容の紹介
・緊急時におけるCERTの活動の実例

■日本の防災・危機管理の課題と解決策
・日本における防災・危機管理の課題
・消防隊におけるCERT訓練普及の重要性
・教育機関におけるCERT訓練導入の重要性
・日本の文化と環境と現状においてCERTをどのように応用し効果的に導入できるか(話題提供をもとに意見交換)

■CERTインストラクター講習の紹介とデモストレーション
・CERT訓練の模擬訓練のデモンストレーションと体験学習

【参加申込方法】
1. 日本ケアフィット共育機構の防災介助士のHPより申込みフォームにて申込み。締切り:6月5日(木)
2. 申し込み多数の場合、抽選を行います。抽選結果のお知らせメール:6月10日(火)
3. 会費を指定口座までお振込みください。(抽選結果と併せてご案内いたします。) 振込み期限:6月19日(月)
4. 入金確認のメール本文を印刷いただき、当日受付の際にご名刺と併せてご提出ください。

【参加申込サイト】
http://www.carefit.org/news/news20140507.php

【講師紹介】
●アラン D. スコット(Alan D. Scott) Ph.D
インディアナ国土安全保障局市民団体プログラムマネージャー
アメリカ合衆国連邦緊急事態管理局(FEMA)自主防災組織(CERT)インストラクター

●レイチェル D.アンダーソン(Racheal D. Anderson)
アンダーソン インターナショナル リーダーシップ ディベロップメント代表取締役
ワシントン州タコマLDS CERTインストラクター

●ラクェル・レイ・スミス( Raquel Rey Smith) Ph.D.
学校臨床心理士(災害心理学)・教育コンサルタント(幼児期自閉症候群) CERTインストラクター

●スティーブン・クーバー(Stephen Coover)
南中央インディアナ・ブルーミングトン消防局隊長合衆国消防局国立消防学校・インディアナ国土安全保障局Ivy技術コミュニティカレッジ講師 CERT インストラクター

■コーディネーター 髙橋亮
公益財団法人日本ケアフィット共育機構 理事 ジェロントロジーセンター所長
CERTインストラクター研修プログラム修了

■通訳 奥村幸治
心理学博士(ブリガム・ヤング大学大学院) R.C.Bennion代表。NET顧問。本郷人間塾 塾長

<FEMA(フィーマ)とは>
FEMA(フィーマ)とは米国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency of the United States)のことで、大災害に対応する米国の政府機関であり、天災にも人災にも対応する。

FEMAは、洪水、ハリケーン、地震および原子力災害を含むその他の災害に際して、連邦機関、州政府、その他の地元機関の業務を調整することを任務とし、大統領直轄で強い権限を持っている。また、災害対応だけでなく復旧まで担当することが特徴である。

<CERT(サート)とは>
FEMA の緊急事態管理研究所(Emergency Management Institute :EMI)にサート(Community Emergency Response Teams: CERT)と呼ばれる自主防災組織が、アメリカ国内全土において研修が実施されている。CERTのプログラムは、コミュニティに対して災害準備の重要性を理解させる訓練として構築され、これらの実践を基礎にカリキュラムを構築し、個人、家族及び隣人等を安全に助けるための能力育成に寄与するものとなった。

CERT(サート)は、あらゆる災害やコミュニティにも適用できるとして、この訓練方法を全米の研修制度として普及推進されている。

<公益財団法人 日本ケアフィット共育機構>
少子高齢化が進み災害も多い日本において、今後ますます介助や防災、危機管理、保育、ジェントロジー(創齢学)の心構えと知識を身につけた人材は重要になります。
私たちは、高齢者や障がい者、子どもたちをはじめ、すべての人が質の高い生活を送れる社会を目指し、一人ひとりに寄り添ったパーソナルケアを行う人材を育成していきます。 

【本セミナーのお問合せ】
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構 CERT JAPAN事務局
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-6 
TEL:03-6261-2339 FAX:03-6261-2334
E-mail: cert@carefit.org  URL: http://www.carefit.org