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災害医療最前線 その時、病院は機能するか
東京都墨田区にある白鬚橋病院では、全国に先駆けて全館が停電した場合を想定した防災訓練や、水・ガスの調達訓練、トリアージ訓練などに力を入れている。前提にあるのは「病院も被災する可能性がある」という危機意識だ。 全文を読む 2010年1月号vol.17より。
2012/11/16
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津波直撃の中、救った患者の命 医療法人社団健育会 石巻港湾病院
宮城県石巻市にある医療法人社団健育会の石巻港湾病院は、津波により建物1階の天井までが被災するなど、甚大な影響を受けながらも、入院患者のケアなどの医療業務を途絶えることなく行った。
2012/09/25
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医療機関のBCP 電気、水が止まっても「命」を守れるか?
大地震などの災害で、電気や水が途絶えたり、あるいは施設そのものが被災しても、事業の中断が許されない医療機関。人材・資機材などが不足する中、入院患者の安全確保や、押し寄せる被災者への救急措置など、医療業務を継続するための備えは極めて重要だ。
2012/09/25
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電気を止めない
東京都の災害拠点病院に指定されている財団法人癌研究会「有明病院」(東京都江東区)では、電力会社から供給される電気に加え、非常時にも供給が途絶えにくい中圧ガス管を使ったガスコージェネレーションシステムを導入し電源の多重化を図っている。
2010/11/25
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病院の施設・設備のチェックポイント「電気、燃料、通信」
コンセントを色分け 医療救護活動で欠かせないものは多い。電気、燃料、通信など、一般企業にも当てはめて考えることができる設備類について、主なチェックポイントをまとめた。(参考:病院の施設・設備自己点検チェックリスト 東京都福祉保健局)。
2010/01/25
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病院の施設・設備のチェックポイント「水」
1日あたりの使用量を把握災害時に病院が医療施設としての機能を維持し続ける上で、欠かすことができないのが水。入院患者や職 員の飲料水に加え、負傷者への医療救護活動、さらには水洗トイレの洗浄水など大量の水が必要になる。
2010/01/25
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災害時、病院の役割
実際に大地震が発生した場合における医療機関の役割はどのようになるのかだろうか──。 大地震が発生した場合、まず必要になるのが消火活動やケガ人の救出など初動対応だ。町会や自治体の防災市民組織が主体となり、負傷者の応急手当を行うとともに、担架などで区市町村が開設する医療救護所に運ぶ。
2010/01/25
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阪神淡路大震災で医療機関は
阪神淡路大震災で、病院はどのような状況に陥ったのか。神戸市東灘区の市街地から約1㎞山手の住宅地に位置する病床数400を有する財団法人甲南病院元院長の老籾宗忠氏は、当時の状況を冊子にまとめた。
2010/01/25
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防災計画に欠けていた視点
BCPは競争力の源泉になる黒木記念病院のBCP策定を支援した東京海上日動リスクコンサルティング㈱BCM事業部の柴田慎士研究員に、医療機関におけるBCPの意義を聞いた。全文を読む 2010年1月号vol.17より。
2010/01/25
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BCPで市民の信頼獲得
優先業務と災害時特有業務 大分県別府市にBCPを策定した病院がある。被災時でも平時の業務で中断できないものを「優先業務」、負傷者の救護や避難誘導など災害時に新たに発生する業務を「災害時特有業務」として、その両方が達成できる計画を策定している。
2010/01/25
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災害医療の課題は何か
病院での医療断念も選択肢に∼東京都医師会救急委員会 石原哲委員長に聞く∼東京都医師会の救急委員会委員長を務める石原哲氏に、災害医療における課題と対策を聞いた。 Q 医療機関の災害医療への取り組みについて、どう評価されていますか。
2010/01/25
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被災地で手術はできない 阪神淡路大震災 甲南病院の対応
医療機関のBCPは本当に有効か?被災地で手術はできない 本誌1月号(Vol.17)では、「医療機関におけるBCP(事業継続計画)」について特集し、被災時における入院患者の安全確保をはじめ、日常の重要業務を継続させるためのハード・ソフト両面からの対策を紹介した。
2010/01/25