誌面情報 vol45
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特集1 スーパー豪雨にどう備える?!
甘い想定では生き残れないスーパー豪雨にどう備える?!企業・自治体の対策 “異常”という言葉しか見当たらない。「7月の台風では最強レベル」と言われた台風8号の襲来に続き、8月には京都府福知山市や兵庫県丹波市で記録的な集中豪雨が発生。
2014/09/25
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間近に迫る「首都水没」の可能性
世界1危ない国際都市「東京」 昨年9月、スイスの再保険会社「スイス・リー」は「自然災害で最も危険な都市ランキング」を発表。世界616都市を対象にした調査で被災者数を分析した結果、「東京・横浜」は第1位となってしまった。
2014/09/25
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地域住民とともに訓練を実施 名古屋市交通局
2000年9月に発生した東海豪雨により、地下鉄駅構内が浸水してしまった名古屋市営地下鉄。1時間の雨量が97mmで、1日の雨量が最大534mmにも達し、名古屋市営地下鉄では、最も深いところで平安通駅が1.7m浸水した記録が残っているという。
2014/09/25
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結果事象のBCPで被害を阻止 豊田通商株式会社
タイの洪水に代替拠点で事業継続 地震や火災、洪水など特定の災害に対してBCPを策定するのではなく、災害の事象を問わず「建物が使えない」「従業員が出社できない」など、結果的に自社の重要な経営資源が使用不能になる状況を想定してBCPを策定し、その結果、洪水被害を逃れ事業継続に成功した企業がある。
2014/09/25
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大丸有地区のビルを守る 三菱地所株式会社
重要設備室の浸水防止 4000事業所、23万人が働く世界でも屈指のビジネス街である大丸有地区(大手町、丸の内、有楽町)。100棟強のビルが建ち並び、そのうち約30棟が三菱地所の所有する物件だ。都内でも豪雨の被害は深刻化している。地区の防災をリードする三菱地所に、ビルの水害対策について話を聞いた。
2014/09/25
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玩具の町を守りたい!
創業者の願いを引き継ぐ 東京都葛飾区のゼロメートル地帯に本社を置く株式会社タカラトミーは、ミニカーの代表ブランドである「トミカ」や女の子の人形でお馴染みの「リカちゃん」、鉄道玩具「プラレール」など、日本人なら誰でも知っている玩具メーカーの1つだ。
2014/09/25
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「身の丈」洪水対策チェック項目
2014/09/25
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被災教訓を生かし豪雨対策
新潟県内自治体の挑戦 三条市/見附市/新潟県 2004年7月13日、新潟県中越地域を大規模な集中豪雨が襲い、五十嵐川や刈谷田川など6河川で11カ所が破堤、洪水や崖崩れが多数発生する記録的な災害が発生した。
2014/09/25
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時系列の対応検証 奈良県橿原市
タイムラインを導入した大規模訓練を実施2012年に米国東部を襲ったハリケーン・サンディの対策で注目を集めたタイムライン(事前防災行動計画)を導入し、豪雨に備えている自治体がある。奈良県中央に位置し、日本最古の都城、藤原宮跡など歴史的遺産が点在する橿原市だ。
2014/09/25
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これがタイムラインの真のメリットだ!
日本導入にあたって注意すべき3つの課題国土交通省は今年4月24日、大規模水害が国内外で増えているとして、国の機関と流域自治体の防災行動を、台風などが上陸前から時間ごとに定めた「タイムライン」を導入すると発表した。まず国が直接管理する109水系で作成する。タイムラインとは一体どのようなものか。
2014/09/25
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国交省が作成した大規模水災害に関するタイムラインの流れ
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2014/09/25
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ハリケーン・サンディに学ぶ教訓
NY市と民間企業の連携ニューヨーク州はタイムラインの発動によってハリケーンの被害を最小限に食い止めたと言われる。一方で、タイムラインの遂行には民間企業との早期の連携も欠かせないことも浮き彫りなった。ハリケーン・サンディから日本はどのような教訓を得ることができるのか。
2014/09/25
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特集2特別寄稿 エボラ出血熱猛威の真相
東京慈恵会医科大学教授 浦島充佳エボラ出血熱の被害が拡大している。アフリカでは過去に20回以上も流行を繰り返しているが今回は最大級の被害になっている。未承認薬の使用で一部効果が報じられているが、まだ時間を要する見通しだ。日本への影響はないのか?東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授に特別寄稿していただいた。
2014/09/25
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風速80mの台風が日本を襲う!
地球温暖化で超暴風化 昨年11月、フィリピンを襲った台風30号、通称スーパー台風「ハイエン(Haiyan)」。米軍合同台風警報センターは風速87m、最大瞬間風速105mを記録したと発表し、「観測史上最強の台風」と称された。
2014/09/23