2024/06/14
防災・危機管理ニュース
コーセーは14日、山梨県南アルプス市に建設する新工場で再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」を活用すると発表した。山梨県の豊かな水資源を利用しエネルギーの地産地消を進め、脱炭素の取り組みを強化する。国内初の試みとして、水力発電所が供給する二酸化炭素(CO2)排出ゼロの電力を工場建設段階から使う。
同社の小林一俊社長、山梨県の長崎幸太郎知事らが同日、東京都内で基本合意書を交わした。小林氏は「水素活用のさらなる拡大と、県内の水力発電によるCO2フリー電力の利用促進を通じて社会課題を解決する良きパートナーでありたい」と述べた。
〔写真説明〕山梨県南アルプス市の新工場建設で合意書を交わしたコーセーの小林一俊社長(中央)と山梨県の長崎幸太郎知事(右)ら=14日午前、東京都中央区
〔写真説明〕コーセーが山梨県南アルプス市に建設する新工場のイメージ図(同社提供)
(ニュース提供元:時事通信社)
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